Amazon輸入ビジネスではツールを活用する事で、作業を効率化し売上をアップさせることができます。
ツールと言っても、無料のものもあれば有料のものもあり、
- 作業の短縮をしてくれるツール
- 作業を自動で代行してくれるツール
- データを抽出・分析してくれるツール
など、その機能や特徴はさまざまです。
また、どのツールを使うかについては「そのツールをしっかり使いこなせるか」という、使い手次第な部分もあります。
なので、ツールを使う上ではこのような事をわきまえて活用していきましょう。
こちらでは、Amazon輸入ビジネスで使える無料・有料ツールのおすすめをご紹介しますので、是非参考にしてください。
関連:Amazon輸入代行業者7社を徹底比較!【購入代行・転送・配送サービスまとめ】
Amazon輸入ビジネスで使えるおすすめの無料ツール
「ツールにお金をかけたくない」「なるべく無料のツールを利用したい」という方のために、Amazon輸入ビジネスで使える無料のツールをご紹介します。
無料なのですから、もちろん使わない手はないですよね。
早速無料ツールをみていきましょう。
- モノレート
- takewari
- Camel Camel Camel
- FBAシュミレーター
- I Search From
- SmaSurf
- 世界価格比較ツール – Amadiff.com
- AMZ Seller Browser
- XDEALER.PRO
- モノゾン
モノレート
モノレートは、Amazonの商品ランキングと価格推移、出品者数などを表示してくれるツールです。
Amazon輸入ビジネス実践者の方の多くが利用している有名サイトと言えます。
商品検索欄に、商品名やASINを入力するだけで瞬時に情報が取得できます。
ランキングの変動が10日、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、全期間、というようにタームごとに見れるので、売れ筋の予測ができます。
Amazon輸入ビジネスではモノレートのランキング変動から、おおよその1か月の売上を予測する事が可能です。
ランキングが上がったら「売れた」と判断するのですが、あくまでもAmazonランキングを参考にしているので、正確に売れた個数を予測するのは難しいでしょう。
また、バリエーション商品や良く売れている商品は、正確に情報を取得できない事があるので、あくまでも参考程度にしてください。
ランキング以外にも、出品者数や価格の年間の変動を見る事で、今後の傾向やトレンドも予測できますね。
モノレートはAmazon輸入ビジネスの無料ツールの中でも、最も活用できるツールだと言えるでしょう。
takewari
takewariは、商品名やASINで検索すると海外Amazonの値段を一括で比較してくれる便利なツールです。
欧米輸入よりも、ヨーロッパ仕入れで活用できるでしょう。
ASINでも検索できますがキーワードで検索したほうが、ASINの繋がっていない商品を見つける事が出来るのでオススメです。
ただし現在サービス停止中なので、利用したい方はニュースレターに登録し、再開を待ちましょう。
Camel Camel Camel
Camel Camel Camelは、任意の価格設定をしておけば、販売価格が設定価格より下がった際にメールで通知してくれるツールです。
最初は1つ1つの商品をいかに安く仕入れるかという点が重要になってくるので、リサーチにかける時間を無駄にしないためにも必須でしょう。
ただし、大幅に価格が下がるタイミングは他のライバルも当然狙っているはずなので、あとは仕入れの速さが勝負となります。
商品の登録数が増えると、メールの通知も多くなるので、Camel Camel Camel用のフリーメールアドレスを取得しておくと便利ですね。
FBAシュミレーター
FBAシュミレーターは、Amazonが提供している公式ツールで、Amazon販売の手数料等を含めた利益計算ができるツールです。
最初は特に、カテゴリー手数料と配送料の入力を間違えることが多いので気を付けましょう。
自己出荷とFBA出荷の利益の比較も出来るので、どちらで出品するかの迷った際にも参考になりますね。
I Search From
I Search Fromは、海外の検索結果をシュミレートできるツールです。
昔は海外のサイトもヒットしましたが、現在は日本のGoogleショッピングで海外のサイトがヒットしない仕様になっています。
なので、このサイトを介すことで、好きな国の検索結果を調べる事が出来ます。
これは、海外の仕入れショップを探す上でも非常に役に立ちます。
SmaSurf
ここからはChromeの拡張機能をご紹介します。
SmaSurfは、ネット物販の中でも利用者が多い、代表的なツールと言えます。
機能は商品ページから、
- 国内のショッピングサイト
- 海外Amazon
- モノレート
- FBAシュミレーター
などのサイトにワンクリックでとぶ事ができるというものです。
もし、Amazon輸入バージョンにしたい場合は、SmaSurfが表示された左上のオプションを選択したあと、「Amazon」にチェックを入れておけばOKです。
これでAmazon輸入に特化したツールになります。
世界価格比較ツール – Amadiff.com
世界価格比較ツール – Amadiff.comは、商品ページを開くと各国のAmazonの価格が一目で比較できるツールです。
ただし、ASINが繋がっていない商品には対応していないので注意しましょう。
前述したtakewariと同じような機能なので、代わりに使っても良いかもしれません。
AMZ Seller Browser
AMZ Seller Browserは、Amazonのカタログページを開いた際に自動で、
- ランキング
- FBAセラー数
- ASIN
を表示させることができるツールです。
これによりわざわざ商品ページを開く必要がなくなるので、リサーチ時間も短縮できますね。
1点だけ注意したいのは、FBAセラー数は正確な数値ではないので、ちゃんとした数値をしりたい場合は目視で確認してください。
XDEALER.PRO
XDEALER.PROは、出品者一覧ページを開いたときに、セラーごとの在庫数を把握できるツールです。
一目で在庫の出入りを確認する事ができるので、商品がどれくらい売れているのかを把握できます。
無料ですが改良もされており、とても使いやすく性能もあがっているのでオススメです。
モノゾン
モノゾンはモノレートのランキングから、月に何個売れているかを予測してくれるツールです。
わざわざランキングの変動を数えなくて済むので、モノレートを使う方にとっては大変便利な機能ですね。
ただし、モノレートを参考にしているので、正確さには欠けます。
【その他】Amazon輸入ビジネスで使える無料ツール
Amazon輸入ビジネスに直接関係するわけではありませんが、あると便利な無料ツールをご紹介します。
- Yahoo!為替
- LOCALTIME.JP
- 送料の虎
- SMART DATE便
- JuDress
- Ebates
- EAN-Search
- Conyac公開翻訳一覧
Yahoo!為替
どのサイトでも為替情報が分かれば良いのですが、Yahoo!ファイナンスが分かりやすいのでご紹介しました。
為替レートによって、仕入額も大きく変わってくるので、仕入前には必ずチェックが必要です。
LOCALTIME.JP
LOCALTIME.JPは、海外と日本の時差を調べる事が出来るツールです。
特に欧米輸入する場合は西武と東部でも時差が変わってくるので、卸業者やメーカーがどこにあるかによって、交渉する時間も変わってきますね。
送料の虎
送料の虎は、日本の国内送料を比較する事ができるツールです。
特に自己出荷の発送の際や、ヤフオク!やメルカリを利用する際は、一番安い配送方法などが分かるので活用できますね。
SMART DATE便
SMART DATE便は、容量の大きいデータを簡単に転送できるツールです。
特に外注さんなどにデータを送る際に活用できます。
データ転送ができるサイトは他にもありますが、SMART DATE便はシンプルで使いやすいのでオススメです。
JuDress
JuDressは、日本語住所を英語表記に変換してくれるツールです。
海外メーカーや卸業者に交渉する際に役立ちます。
Ebates
Ebatesは、キャッシュバックサイトの中でも有名なサイトです。
2014年に楽天に買収されているので、現在は左上にRakutenのロゴがありますね。
仕入れ時にキャッシュバックサイトを介すだけで、数%ディスカウントされたことになるので、その差は非常に大きいです。
是非活用していきましょう。
EAN-Search
EAN-Searchは、簡単にEANコードを確認できるツールです。
EANコードは日本のJANコードと同じ規格なので、商品リサーチ時に簡単に見つける事が出来ます。
Conyac公開翻訳一覧
Conyac公開翻訳一覧は、実際に翻訳された文章が閲覧できるサイトです。
2019年8月現在は、9万もの翻訳事例が公開されています。
活用法としては左上に検索バーがあるので、
卸や納期などの輸入ビジネスにまつわるキーワードで検索し、レベルの高い翻訳を参考にするのがおすすめです。
Amazon輸入ビジネスで使えるおすすめの有料ツール
続いては、Amazon輸入ビジネスで使えるおすすめの有料ツールをご紹介します。
無料ツールとは違って、取得できる情報や正確さ機能が違います。
Amazon輸入ビジネスで稼いでいくためには、ゆくゆくは有料ツールが必要になるでしょう。
Amazon輸入ビジネスでは主に、
- ASIN収集機能
- リサーチ機能
- 在庫管理機能
- 価格改定機能
- 商品情報取得機能
- SEO対策機能
- 顧客フォロー機能
などが活用できます。
また、単一の機能だけではなく複数の機能を持つツールもあります。
Amazon輸入向けのツールは数多く存在しますが、その中でも是非、自分にあった必要な機能が備わったツールを選んでください。
- zonASINHUNTER
- 在庫チェッカー
- プライスター
- マカド!
- アマトピア
- PRIMA
- オークファンプロ
zonASINHUNTER
zonASINHUNTERは、自動でASINを取得し商品の詳細情報を収集できるAmazon専用のツールです。
Amazonの商品URLやASINリストから、情報が取得できます。
多くのAmazon輸入ビジネス実践者の方が利用している有名ソフトでもあります。
一回($47)購入すればその後は料金が発生しないのも魅力ですね。
ただし、使用環境はWindowsのみとなっているので注意しましょう。
在庫チェッカー
在庫チェッカーは、ライバルの在庫数を丸裸にすることができるツールです。
期間限定で年に数回だけ募集をしています。
24時間でASIN1000件を一巡できるように設定されており、リサーチが格段に捗ります。
料金は年間42900円(月額換算3575円)で、利用可能です。
なお、MacにもWindowsにもどちらにも対応しています。
プライスター
プライスターは、ボタン一つで価格の自動改定や利益計算が行えるツールです。
また、その他にも
- かんたん出品
- サンクスメール
- リピート販売
- ランキング&価格推移
などの機能が備わっているので、これらを駆使してAmazon輸入ビジネスに活かす事ができます。
操作が簡単で分かりやすく、カラフルでポップなので楽しく作業できます。
また、会員数も多いので安心して利用できるツールです。
30日間は無料で、その後は月額4800円ですべての機能を利用できます。
マカド!
マカド!は、Amazonで出品した商品の自動価格改定、出品、販売管理ができるツールです。
自動価格改定の機能が豊富で、最低価格やカート価格以外にも、
- ランキングを考慮した価格改定
- カテゴリーを考慮した価格改定
- 中古のコンディション合わせの価格改定
- ライバル価格より値上げした価格改定
など、戦略に合わせた価格改定ができるのがポイントです。
また、FBA納品プランの管理や商品ラベル印刷機能、納品書印刷機能なども備わっているので、FBA出荷も自己出荷も楽になりますね。
売上管理機能ではリアルタイムで販売履歴が観覧可能です。
アマトピア
アマトピアは、Amazon販売に特化した統括型のツールで、必要な機能ごとに申し込めるので無駄なお金を支払わずに使えます。
紹介制のツールになっているので使える方は限られますが、在庫追跡機能やSEO対策機能のあるツールは少ないので、需要分析に活用できます。
アマトピアの機能は、
- 商品リサーチ機能
- 価格改定機能
- 在庫追跡機能
- 顧客フォロー機能
- 出品管理機能
- SEO対策機能
- 広告運用機能
- 売上分析機能
- ebay拡張機能
の9つがあり、これらの機能をお得に利用するための、ビギナープラン・エキスパートプラン・マスタープランも用意されています。
在庫追跡機能では、モノレートとは違って正確な在庫数の変化を取得できるので、仕入の際に役立ちます。
PRIMA
PRIMAは、Amazonの最安値や商品データを高速で取得できるツールです。
基本的にAmazon輸出向けのツールとなっていますが、日本Amazonのさまざまな情報を取得できるので、色々な用途に活用できますね。
パソコンにインストールするタイプのツールになっていて、インポートしたASINをもとにデータ収集を行います。
なお、ASIN自体は抽出できないので、zonASINHUNTERなどを利用してASINリストを集めましょう。
なお、プライマには価格改定機能も備わっています。
自動価格改定機能では、競合オファーの条件設定が可能です。
オークファンプロ
オークファンプロは、各ECショップの売上や販売実績の分析が可能なツールです。
ライバルの情報を丸裸にすることで、販売拡大や売れ筋商品が把握できます。
主にヤフオクがメインですがAmazonのデータも取得できます。
「Amazon検索」の機能では、大量のデータを取得可能なのでAmazon輸入に活用可能です。
例えば、卸先候補のリストアップや別のツールに読み込ませるためのASIN集めが出来ます。
データはダウンロードできるので、好きなように活用できそうですね。
最後に
Amazon輸入ビジネスで使える無料・有料ツールのおすすめをご紹介しました。
特に無料で使えるツールに関しては、どんどん使用していきましょう。
有料ツールは自分にあった機能が備わっているものや、使いやすいものを選ぶのがポイントです。
初心者の方は特に「お金をなるべくかけたくない」という気持ちが強いと思いますが、ツールを使うだけで作業効率が何倍もアップします。
有料のツールを使っている場合と無料のツールのみを使っている場合では、効率や正確さにも差が出てくるので、無料ツールだけ使うのはあまりおすすめできません。
有料ツールを活用する事で、今まで見つからなかった商品が見つかったり、色々な情報を取得する事が出来るでしょう。
Amazon輸入ビジネスは、ツール勝負な面もあるので、自分が活用できる最適なツールを使って作業を効率化し、売上アップを目指しましょう。
関連:Amazon出品・納品代行業者7選まとめ【おすすめの業者を紹介します】
コメント