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Amazon広告の仕組みと種類【それぞれの特徴も解説します】

Amazon販売を促進するためには、「Amazon広告」の活用が欠かせません。

しかし、多くの人はAmazon広告の使い方や仕組みを知らないため、活用できていないのが現実でしょう。

 

そこでこちらでは初心者の方にも分かりやすいように、Amazon広告の仕組みと種類、それぞれの特徴について説明していきます。

Amazon広告についての知識がないという方も、この記事を最後まで読んでいただければきっと理解していただけるとはずです。

 

既にAmazon広告を活用しているけれど思ったよりも効果が出ていない、という方も是非今一度見直してみてください。

 

 

関連:Amazonに出店するのは小口出品と大口出品どっちがいい?【違いやメリットを比べました】

 

 

目次

なぜAmazon広告を活用すべきなのか

近年では楽天を抜き国内最大のECモールとなったAmazonには、数多くの事業者が出店しています。

Amazonの成長はまだまだ止まりませんから、その事業者数もさらに増えてい行く事でしょう。

 

日本Amazonに出店できるのは、何も「日本に住んでいる人」だけではありません。

なので、今後は世界中から日本Amazonに出店する人が増える可能性もあります。

 

このように国内の事業者だけではなく世界的にライバルが増えているため、Amazonには同じような商品が溢れかえっている状態です。

こうなってくると、商品の差別化が困難となり数多くの類似商品にあなたの商品が埋もれてしまうでしょう。

 

そこでAmazon販売の売上げを伸ばすためにも「Amazon広告」を活用し、ライバル商品よりも目立つこと、多くの人に見てもらう機会を作る事が重要となります。

自社商品をAmazonでヒットさせたいなら、Amazon広告の活用をまず一番に考えるべきでしょう。

 

 

さらに近年アメリカAmazonは広告支出の面でGoogleを抜いたことで話題となり、ますます広告効果が高まっています。

アメリカに限った話ではなく、このような流れはいずれ日本にもやってくると考えられます。

なので、日本Amazonの広告も今よりさらに広告効果が高まっていく事でしょう。

 

もはやAmazonで自社商品を販売するのと、Amazon広告はセットで考えるべきだと言えます。

 

 

Amazon広告の仕組み

Amazon広告の仕組みは非常にシンプルになっているので、今まで広告を出したことがない方でも簡単に広告運用ができます。

しかし、運用の仕方を知っているだけではAmazon広告の効果を最大限に引き出す事ができません。

まずは、Amazonの「傾向」を掴むことが重要となります。

 

Amazonのユーザー層について、あなたは考えたことがあるでしょうか。

Amazonのユーザー層は老若男女で実にさまざまな人が利用しています。

また、Amazonに訪れているユーザーは「商品を買いたい」「商品を比較したい」などとという目的で訪れているわけですね。

 

 

商品について調べるのはあくまでもAmazonではなくGoogleなどであり、調べてからAmazonで購入する人が多いでしょう。

そのように強い購入意思をもったユーザーが、Amazon内でどのような行動をとっているでしょうか。

実は、Amazonに訪れたユーザーの7割は検索結果の1ページ目に表示される商品しか見ていないという研究結果があります。

 

せっかく購入意思を持ったユーザーが訪れていても、あなたの商品が2ページ目、3ページ目に表示されていたら、見てもらない可能性が非常に高いというわけです。

見てもらえなければもちろん商品が売れる事はありません。

なので自社商品の売上を伸ばしたければ、せめて検索結果1ページ目に載る必要があります。

 

 

Amazon広告には、検索結果の1ページ目に表示する事ができる仕組みがあります。

まだ一回も売れていないような商品でも、Amazon広告を活用すれば検索結果の一番上に表示させることが出来ます。

特に認知されていない商品、出品したばかりの商品は広告を活用して「認知」される事が重要となるのでAmazon広告の運用は必須だと言えます。

 

 

Amazon広告のメリット・デメリット

続いて、Amazon広告のメリットとデメリットについて解説していきます。

それぞれを理解した上でAmazon広告を利用するようにしましょう。

 

メリット

  • 「購入したい」という意思を持っているユーザーにアプローチができる
  • 広告配信を行う事で商品を見てもらえる可能性が高くなる
  • Amazonの膨大なデータを駆使した細かく正確なターゲティングを行える
  • 商品が購入されるとどんどん上位に表示されるようになる
  • 広告により売上が上がるとレビューも自然に増えて、さらに売れるようになる
  • ライバル商品や類似商品の詳細ページに広告を掲載できる

 

Amazonに訪れるユーザーはそもそも、商品を買うという目的をもっているわけですから、広告を配信する事で結果として売上アップに繋がりやすいです。

商品について「知りたい」という人にアプローチをかけても、効果はあまり見込めませんが、Amazon広告は「買いたい」という人が大半なので、広告効果が非常に高いのです。

 

また、Amazonには膨大な顧客データがあるため、それらを活用して購買意欲の高いユーザーに効率的に商品を見てもらえるようにターゲティングをする事ができます。

広告により売上が上がるとレビューも増えるので、より商品が売れるようになるという好循環になるわけですね。

 

ライバル商品や類似商品の詳細ページに広告を掲載し、例えばセットで購入してもらえそうな商品の広告を掲載するなど工夫する事で、より売り上げを伸ばすことが可能です。

 

デメリット

Amazon広告のデメリットとして、広告を掲載できない商品が一部存在することが挙げられます。

掲載が制限・禁止されている商品は、以下の商品です。

 

  • アダルト関連
  • タバコ、電子タバコ
  • 銃刀類・その他危険物
  • 医薬品・医療機器・医療サービス
  • その他利用規約で禁止されている商品

 

なんでも広告を掲載できるわけではないので、注意が必要ですね。

 

Amazon広告の種類と特徴

Amazon広告の種類は大きく分けて以下の5つに分けることができます。

それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

 

  1. Amazonスポンサープロダクト広告
  2. Amazonスポンサーブランド広告
  3. Amazonスポンサーディスプレイ広告
  4. ディスプレイ広告・動画広告
  5. カスタム広告
  6. Amazonストア
  7. AmazonDSP広告

 

Amazonスポンサープロダクト広告

Amazonスポンサープロダクト広告は、検索結果や商品詳細ページに表示される広告です。

広告らしさがないのが特徴で、あくまでも自然にユーザーに商品をクリックさせることが出来ます。

また、自動でカスタイマイズしてくれるので難しい設定も不要で、初心者の方でも安心して運用可能です。

 

Amazonで販売を行っている人の多くが利用している広告になります。

なお、ターゲティングはAmazonでの検索キーワードや、個々の商品(ASIN)、カテゴリーなどで絞り込みが可能です。

 

Amazonスポンサーブランド広告

Amazonスポンサーブランド広告は、ブランディングに適した広告となっています。

最大3つの商品とブランドロゴを検索結果のさらに上のスペースに表示できるので、目に入りやすく非常に目立ちます。

ブランドや商品の認知向上を目的とした広告掲載方法です。

 

広告のブランドロゴをクリックした先は、Amazon内の専用ランディングページもしくはブランドのストアページに設定できます。

ブランディング向上のためにもストアページを作成するのがおすすめです。

 

Amazonスポンサーディスプレイ広告

Amazonスポンサーディスプレイ広告は、ライバル商品の詳細ページに広告を掲載し、自社商品ページに誘導できる広告です。

予算や期間を設定するだけで自動で広告がカスタマイズされるので、数分で広告を作成できます。

商品詳細ページにのみ表示されるので、商品詳細ページまで開いて見に来ている「購入意欲が非常に強いユーザー」にだけアピールする事ができるのが特徴です。

 

闇雲に広告を配信するのではなく、こうした購入意欲の強いユーザーにだけアピールする事で、無駄な広告費をかけずに高い効果を得られるかもしれません。

 

ディスプレイ広告・動画広告

ディスプレイ広告は、Amazon内の

  • トップページ
  • 検索結果
  • 商品詳細ページ
  • 決済完了画面

などに広告を掲載する事ができる広告です。

 

カスタマイズもさまざまで自由度の高い広告になっています。

また、画像だけではなく動画の広告を作成して張り付ける事もできます。

 

特に動画広告は広告を見た人に強いインパクトを与えることが出来るので、商品やブランドの認知拡大に適していると言えます。

 

カスタム広告

カスタム広告を利用すれば、ウェブサイトでのデジタル広告だけではなく輸送箱まで、Amazonが提供するさまざまなタッチポイントを活用して、統合されたブランド体験を創出できます。

また、Amazonで商品を販売している・していないに関わらず利用できるのもポイントです。

 

カスタム広告では個別でサポートしてくれるため、安心して利用する事ができます。

オンラインはもちろん、オフラインでもブランドのアピールが出来るがメリットですね。

 

Amazonストア

Amazonでは自社ブランド専用のストアページ(Amazonストア)を作成する事ができます。

Amazonにブランド登録をしていれば、誰でも無料でストアを持つことが可能です。

ブランドのイメージや認知向上に繋がりますので、ブランド化している場合は是非作成するようにしましょう。

 

なおAmazonストア内では、商品ラインナップや関連商品、おすすめ商品を紹介する事も出来ます。

ストアインサイトを利用して売上とトラフィック参照元をより理解する事が可能です。

 

AmazonDSP広告

AmazonDSP広告は、Amazon以外のサイトで広告を掲載する事ができるサービスです。

これにより、Amazonの外に認知を拡大する事が可能となります。

Amazonに訪れていないユーザーに対しても、商品のアプローチができるのが特徴です。

 

また、AmazonDSP広告の最大のメリットとして、Amazon内での行動履歴をターゲティングのデータにすることができる点が挙げられます。

Amazonで商品を販売している方も、そうでない方も利用できます。

 

 

最後に

Amazon広告の仕組みと種類について、それぞれの特徴も解説しました。

Amazon広告は非常に効果が高い広告として有名であり、今後利用する事業者もどんどん増えていく事が予想されます。

それに伴い、Amazonの市場もますます拡大していく事でしょう。

 

Amazon販売の波に乗り遅れないように、今からAmazon広告を上手に活用して売上アップを目指してみて下さい。

今回の記事がAmazon広告について知りたい人、利用するか迷っている人の参考となれば幸いです。

 

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