一般的に輸出ビジネスといえばアメリカ輸出を思い浮かぶ人が多いでしょう。
しかし、近年ではカナダ輸出ビジネスが熱くなってきており、アメリカ輸出の成功者達も続々と参入してきています。
カナダ輸出ビジネスは初心者の方にも向いており、今後もっと加速していくと考えられるので乗り遅れないうちに参入しておきたいですね。
そんなカナダ輸出ビジネスに欠かせないのが、輸出・発送代行業者です。
カナダに自分で商品を発送するとなると、かなりの手間とコストがかかってしまいます。
また、税関トラブルが起こる可能性もあるので、代行業者を使うのは必須でしょう。
アメリカに比べるとカナダのEC市場規模はまだまだですが、参入者がすくないのでカナダ輸出ビジネスで成功できる可能性は十分にあると言えます。
世界的にも品質が高いと称賛されている日本製品は、カナダでももちろん人気があります。
こちらでは、カナダ輸出ビジネスの魅力とともに、カナダ輸出・発送代行サービスをまとめてご紹介します。
是非これからカナダ輸出ビジネスを始めたいと考えている方は参考にしてください。
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カナダ輸出ビジネスとは?
カナダ輸出ビジネスとは、日本の製品をカナダで販売し仕入れ価格と販売価格の差を利益とするビジネスです。
多くの方は簡単にカナダ輸出が行える、カナダAmazonを利用して輸出ビジネスを行っています。
カナダへ個人で発送するとなると、最初のうちはいいかもしれませんが後々取り扱う商品が増えてきたときに対応しきれなくなります。
また、海外へ発送するのは予想以上に手続きに手間がかかるので、発送するだけでも大幅に作業時間と体力を使ってしまうでしょう。
輸出入ではトラブルが起こりやすいですから、そういったトラブルに対処できるだけの知識も必要となります。
中には輸出のために書類が必要なものもあるので、とても個人では対応しきれない部分があります。
こういった事から、カナダ輸出では輸出・発送代行業者が必須なのです。
カナダ輸出のメリット
アメリカの人口3億人に比べて、カナダの人口は3千人ほどしかいません。
市場規模も非常に小さいので、稼げないようなイメージがついてしまいがちですね。
しかし、市場規模が小さい分ライバルも非常に少なくなっています。
アメリカ輸出は非常の多くの人が実践しており、起業やメーカーまで参入しているのでライバルが強いですが、
カナダ輸出の場合は参入者自体が少ないので、ライバルも少ないです。
ライバル自体も強くないので、これは非常に大きなメリットだと言えるでしょう。
まだまだカナダに輸出されていない日本製品もたくさんあります。
自分でどんなものを販売していくか考える楽しさや面白さもあるでしょう。
また、既にアメリカ輸出を行っている方の場合、隣国であるカナダへの配送料は大した差がありません。
なので、比較的簡単にビジネスを拡大する事ができます。
アメリカ輸出で成功したら、是非カナダ輸出に進出する事をお勧めします。
カナダ輸出のデメリット
カナダは人口が少なく市場規模が小さいのは、物販を行う上でどうしてもデメリットになってしまいます。
ライバルが少ないとはいえ、市場規模自体が小さいのカナダの人はアメリカで商品を購入してしまう事も少なくありません。
こうなると、せっかくカナダ輸出をしても商品が売れない可能性があります。
買い物をするとなったら、品揃えが豊富なお店で買ってしまうのはしょうがない事です。
アメリカは隣国のため、利用者側としても配送料が安く済むので手軽にアメリカから購入出来てしまうのが現状でもあります。
市場規模が小さいうえにアメリカにお客さんが流れてしまうとなれば、この上ない大きなデメリットとなるでしょう。
そこで、カナダ輸出ビジネスで稼ぐためのポイントとして、転換率が高い商品を狙っていく事が重要となります。
アメリカ輸出と同じように販売していては、結局アメリカ側にお客さんが流れてしまうでしょう。
商品の選定や見せ方などの工夫を凝らす事も必須ですね。
カナダAmazon輸出の注意点
多くの方は、カナダ輸出の販路としてカナダAmazonを選ぶかと思います。
また、アメリカAmazonで成功をしている方でカナダに販路を広げようと思っている方も多いでしょう。
カナダにもAmazonが在庫の管理から配送、カスタマーサービスまでを代行してくれるFBAがあるのですが、いくつか注意が必要です。
まず、カナダAmazonは、アメリカAmazonと比べてFBA手数料が高く設定されています。
アメリカAmazonに比べるとカナダAmazon規模は非常に小さいので、このようになってしまうのは仕方のない事なのでしょう。
実際にどのくらい料金プランが変わってくるのか、一度カナダAmazonとアメリカAmazonで確認してみて下さい。
また、手数料を考慮して商品価格を上げてしまうと、さらに売れなくなってしまう可能性があります。
そのため、アメリカAmazonでは利益がしっかりと出ていた商品でも、カナダAmazonでは利益が出ず、かといって値上げをしても商品が売れない
という事態に陥りやすいと言えるでしょう。
アメリカAmazonに登録をしていれば、同時にカナダAmazon・メキシコAmazonへ出品できるようになりますが、容易な気持ちでカナダAmazonに進出するのは危険です。
まずはしっかりと商品リサーチを行い、ちゃんと利益が出るのか、その価格で売れるのかを確かめてから出品するようにしましょう。
これらのバランスを見極めていれば、カナダAmazon輸出で失敗する事はありません。
最初のうちは、無在庫販売で様子を見てみても良いかもしれませんね。
どんな商品がカナダで売れているのか、人気があるのか、事前リサーチが必須です。
カナダ輸出・発送代行サービスまとめ
ここからは、カナダ輸出ビジネスに使える輸出・発送代行サービスをまとめてご紹介します。
- 株式会社ウィンツープロ
- JEM INDUSTRIES
- 株式会社ノーパット
- 株式会社瀬戸インターナショナル
- Fenetre Partners
株式会社ウィンツープロ
株式会社ウィンツープロは、輸出業務だけではなく海外の企業やバイヤーへの商品提案・価格交渉・出荷案内までを代行してくれる代行業者です。
基本的な輸出の流れは、自社商品をウィンツープロが仕入れ、それをカナダへ販売するという流れになります。
なので、国内販売のような感覚でカナダ輸出をする事が出来ます。
商品によっては、カナダのメーカー側に書類を求められることがありますが、そういった書類もすべて用意してくれるので安心ですね。
カナダ輸出では国をまたぐ取引となるのでトラブルも起こりやすいですが、ウィンツープロが窓口となってやり取りをしてくれるので心配無用です。
カナダ輸出に対応している商品も幅広く、対応可能な商品であればどんな商品でも輸出代行を受けてくれます。
自社商品のカナダ輸出には、まさにもってこいの輸出・発送代行業者だと言えるでしょう。
JEM INDUSTRIES
JEM INDUSTRIESは、法人向けのカナダ輸出・代行サービスです。
法人専用のため、個人の場合は利用できないので注意しましょう。
創業1978年から現在まで、数多くの”メイドインジャパン” 製品を輸出した経験があり、取引国もカナダだけではなく、各地に渡ります。
あえて法人限定の輸出代行サービスにする事で、少数精鋭という強味を活かしたスピード感ある輸出代行サービスを提供しています。
海外顧客とのやりとり、見積対応、輸出手続き、入金確認まで全て対応してくれるので、英語ができない方でも安心ですね。
英語のメールが来て内容が分からないという場合も、メールを転送すれば即時に対応してもらえます。
輸出におけるサービスを追求したした、カナダ輸出・発送代行業者だと言えるでしょう。
株式会社ノーパット
株式会社ノーパットは、世界各国の輸出代行に対応している輸出代行業者です。
書類1通、貨物1個から1,000kg超えまでのあらゆる商品の発送に対応しており、重量によっては船よりも安く、素早く輸送する方法も用意されています。
また、生鮮食品の輸送にも対応しており、低温での温度管理が必要な食品や加工品も輸出可能となっています。
他社では断られがちな「危険品」も、株式会社ノーパットがIATAの危険品ライセンスを持っているので取り扱う事が可能です。
越境ECの配送(Btoc)も、ドアツードアで、格安配送のプランが用意されているので、カナダ輸出ビジネスのコストと手間が大幅に省けるでしょう。
さまざまな国に輸出・発送代行をしてきた経験を活かし、格安で安全に商品を輸出してくれる代行業者だと言えます。
株式会社瀬戸インターナショナル
株式会社瀬戸インターナショナルは、主に厨房機器・キッチン用品の輸出を代行しているカナダ輸出・発送代行業者です。
海外へ厨房機器、キッチン用品等を輸出する際、大概の場合は輸出国の税関で食品衛生に関する書類の提出が必須となります。
日本でも食品衛生法という法律の下、商業輸入した調理器具などは食品等輸入届出書が必須となりますが、かなり複雑で書類の作成が難しいのが現実です。
そういった点で株式会社瀬戸インターナショナルは、厨房機器・キッチン用品のプロフェッショナルなので対応も早くスムーズに輸出ができると言えます。
日本の厨房用品や卓上小物のカナダ輸出を考えている場合は、是非利用したい輸出・発送代行業者ですね。
Fenetre Partners
Fenetre Partnersは、輸出先の国での規制の調査並びに申請、貿易に係わる必要業務の洗出し、通関会社の選定並びに交渉を代行してくれるカナダ輸出・発送代行業者です。
カナダ輸出に限らず幅広い国での輸出実績があり、信頼のできる代行業者だと言えます。
医療や食品等、健康に直接的な影響を与える製品については特に複雑な手続きが必要ですが、
精密機器の場合も軍事目的への転用などが考えられる場合があり、多くの書類の提出が必要となります。
また、商品によっては輸送のために、その内容を証明する書類を作成する必要もあります。
こうした複雑で面倒な書類作成・手続きもスムーズに代行してくれるので、カナダ輸出・発送に関して一切心配いらないでしょう。
まずはどのような商品をカナダへ輸出したいのか相談し、見積もりを立ててもらう事をおすすめします。
最後に
カナダ輸出・発送代行サービスをまとめてご紹介しました。
カナダはまだまだ参入者が少ないので、稼ぎやすい市場となっています。
ライバルが増える前に、カナダ輸出ビジネスに参入しておきたいですね。
アメリカ輸出が上手くいっている方は、カナダ輸出にも是非目を向けてみてくださいね。
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