Amazon転売ビジネスでは、どれだけ作業の効率を上げられるかが稼ぐためのポイントになります。
Amazon転売の作業の流れは主に
- 商品リサーチ
- 仕入れ
- 出品
- 梱包
- 出荷
となりますが、これらを全て一人で行おうとするとかなり時間がかかってしまいます。
特に物販ビジネスに慣れていない初心者の方は、商品リサーチだけで精一杯でしょう。
これらの作業を時給にしたら、、と考えると、バイトをした方がマシなくらい時間を費やしているかもしれません。
ですがツールを活用し作業を効率化することで、Amazon転売に大きく時間を割くことなく進められます。
Amazon転売向けに作成された便利なツールがたくさんあるので、是非活用して行きましょう。
こちらでは、Amazon転売に使えるおすすめのツール12resale選を無料・有料ツールをそれぞれご紹介していきます。
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Amazon転売に使えるおすすめの無料ツール
Amazon転売で活用できるツールの中には、無料のものもあります。
無料なのですから、これらを使わない手はないですね。
おすすめの無料ツールをご紹介する前に、Amazon転売のツールを使用するのに欠かせないのが「Google Chrome」というウェブブラウザです。
なので、もしそれ以外のブラウザを使用している方は、Google Chromeをダウンロードしておきましょう。
なぜ、Google Chromeが必要なのかというと、色々なツールを取り込むことができるからです。
これにより自分の好きなようにカスタマイズできるので、Amazon転売仕様に便利機能を追加できます。
Amazon転売を行う上では必須なので、必ずインストールしてください。
では早速、Amazon転売でおすすめの無料ツールをご紹介します。
- モノレート
- モノゾン
- DELTAtracer
- FBA料金シュミレーター
- Amazon FBA Calculator Widget
- モノサーチ
- Auto Pagerize
モノレート
モノレートはAmazonの商品の価格やランキングをグラフで表示してくれる無料ツールです。
「商品が月にどれくらい売れているのか」
「今までの最安値はいくらか」
などの判断に役立ちます。
仕入れの判断にもモノレートを使用し、グラフの上下で大体の売れ行きを予測します。
こう聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、例えばランキングのグラフが下がったら「売れた」と判断することができます。
このようにランキングの波の数を数えるだけで、読み取れるので簡単ですね。
ただし、モノレートは100%正確な仕入れ判断が出来るわけではないので注意が必要です。
Amazonランキングの変動要素は商品が売れた以外にも、さまざまな要因がありその内容についてAmazonは公表していません。
なので、ランキングが変動したからといって、商品が売れたとは限らないのです。
モノレートを過信して仕入れのではなく、あくまでも参考程度にするのが良いでしょう。
モノゾン
モノゾンはモノレートのグラフをそのまま数値化してくれるGoogle Chromeの拡張機能です。
先ほどのモノレートのグラフの波を自分で数えなくても、モノゾンがグラフから読み取ってくれるので便利ですね。
ただし、モノゾンはあくまでもモノレートのグラフの上下を数えているだけなので、正確ではない事を忘れないでください。
DELTAtracer
DELTAtracerは、モノレートと同様にAmazonのランキングや価格の推移、出品者数を見ることができる拡張機能です。
モノレートと唯一違う点はデータが表示される位置で、モノレートの場合はモノレートのサイトを開かないとデータを見ることができません。
ですが、DELTAtracerの場合はわざわざページを開かなくてもAmazonのページ上にグラフを表示することができます。
なので、ページを行き来する必要がなく無駄な時間を省けます。
双方とも精度は同じで、使い方や見方も変わりません。
どちらを使っても良いのですが、モノゾンと併用したい場合はモノレートを使う必要があります。
大体の売れ行きを一瞬で把握したいのであれば、こちらを利用するのが良いでしょう。
FBA料金シュミレーター
FBA料金シュミレーターは、Amazonの出品時にかかる出品手数料や在庫保管手数料、FBA手数料などを一瞬で出して計算できるAmazonの公式ツールです。
自己出荷の場合とFBA出荷の場合で利益を比べることもでき大変便利です。
正確な利益計算をしたいときに活用できますね。
Amazon FBA Calculator Widget
Amazon FBA Calculator Widgetは、先ほどご紹介したFBAシュミレーターにAmazonの商品ページから一瞬で飛ぶことができるツールです。
通常であればAmazonの商品名やASINをコピーして、FBAシュミレーターのページを開き入力して検索しなければなりませんが、Amazon FBA Calculator Widgetはその作業を短縮してくれます。
ワンクリックASINが入力され検索された状態で表示されるので、一瞬で利益計算が行えます。
Amazon転売を実践する場合、たくさんの商品をリサーチしなければならないので、このツールを使うことでかなり時短できます。
ただし、FBAシュミレーター利用時には注意があって、出品手数料に記載されている金額が税抜き表示なので、正確な手数料が知りたい場合は自分で消費税をかける必要があります。
また、FBA出荷手数料の項目には、出荷手数料と在庫保管手数料が含まれているので、クリックするとその詳細が確認できます。
Amazonでは1ヶ月以内に売れた商品は在庫保管手数料がかからないので、商品によっては在庫保管手数料を含めたり含めずに計算する必要があるでしょう。
モノサーチ
モノサーチは、Amazonのページ内から、ヤフオクや楽天、メルカリ、モノレートなどのサイトの情報をまとめて表示することができるツールです。
複数のサイトと連携しており、好きなサイトに簡単に飛ぶことができます。
モノサーチを使えばモノレートにも簡単に飛ぶことができるので、商品の売れ行きがすぐに確認できますね。
特にせどりの場合は安い仕入れ先を見つけなければならないので、簡単に情報の比較ができるモノサーチは大変便利です。
モノサーチには非常に多くの機能が備わっているので、是非触ってみてください。
Auto Pagerize
Auto Pagerizeは、分割されたWebページを自動でリロードしてくれる拡張機能です。
主な特徴は以下の3つです。
- 次へを押さなくてもスクロールでページをめくることができる
- よく使う定型文を履歴からコピー&ペーストできる(Mac用)
- よく使う定型文を履歴からコピー&ペーストできる(Windows用)
わざわざ新しいページを開く必要がないので、時間が短縮されますね。
Amazon転売でおすすめの有料ツール
続いては、Amazon転売で使えるおすすめの有料ツールをご紹介します。
なるべく無料で済ませたい、ツールにお金をかけたくない、という方もたくさんいると思いますが、無料ツールには限界があります。
有料ツールを使うことで、無料ツールよりも作業を効率化することができたり、売り上げアップに繋がるでしょう。
まずは無料ツールから使っていき、あとはご自身の資金やレベルに合わせて有料ツールを活用していきましょう。
- プライスター
- マカド!
- 在庫チェッカー
- Amzpecty
- ZON ASINHUNTER
プライスター
プライスターは、Amazonで販売している商品を全て管理することができるツールです。
具体的には、販売している商品の価格改定や売り上げの管理、在庫管理などを行うことができます。
Amazonで売上を上げるためにはカートボックスを取得することが重要となりますが、カートボックスを取るためには販売価格を都度改定しなければなりません。
基本的にはカートを取得している出品者に価格を合わせるか、他の出品者よりも安く設定する必要があります。
Amazon転売を始めたばかりの頃はまだ出品数も少ないので、自分で確認して改定できますが、多くなってくると手動で行うのは厳しくなります。
24時間張り付いて価格改定するのはまず無理なので、ツールに任せた方が良いでしょう。
そんなに価格が変わるのものなのかと疑問に思うかもしれませんが、資金が回収できていない出品者が安売りしたり、カートを取得しようとして価格を大幅に下げる出品者もいて、価格は常に変動します。
なので気づいたらカート価格とかけ離れていて全然商品が売れていかないなんてこともあるのです。
プライスターで価格改定をすれば、このような悩みから解放されます。
プライスターの価格改定機能は1分おきに改定が行われるので、販売機会を損失することがありません。
また、最低限界価格の設定ができるので、赤字にならないギリギリの価格まで自動で改定してくれます。
Amazonで物販ビジネスを行なっている方も多く利用しているツールです。
また、売上管理機能では複雑な利益計算を自動で行なってくれます。
Amazonアカウントに連携しているので、商品が売れるとプライスター側に反映され自動計上される仕組みです。
ポップなデザインでAmazonよりもわかりやすく売上管理が行えます。
エクセル等で毎日利益計算をしなくても済むので、とても楽ですね。
マカド!
マカド!は、Amazon販売の出品・価格改定・販売・集計をサポートしてくれる有料ツールです。
価格改定機能に関しては24時間高速で365日欠かさず改定を行なってくれます。
また出品機能では、一括で簡単に出品が行えるようになっています。
Amazonにも公式のツールとして紹介されている、信頼できるツールです。
サンクスメール(顧客フォロー)を送る機能も備わっているので、自分でメールを作成して送る手間が省けます。
マカドにはその他にも便利な機能がたくさん備わっているので、是非チェックしてみてください。
在庫チェッカー
在庫チェッカーは、Amazonでどれくらい商品が売れるのか、また、Amazonセラーの在庫がどれくらい変動しているのかを知ることができるツールです。
年に数回しか販売されないツールなので、利用できるかどうかは募集サイトを確認してください。
具体的には正確な仕入数の判断ができるという優秀なツールです。
前述したモノレートやDELTAtracerはあくまでもAmazonランキングの変動で売れ行きを予測するものだったので、正確な予測をするのには限界がありました。
しかし、在庫チェッカーではAmazonセラーの在庫の変動を把握できるので、在庫が減った=商品が売れたと断定できるのです。
つまり、正確な販売数がわかるので正確な仕入れ判断を行うことができるわけですね。
仕入数の判断の計算は、
月に売れている在庫数÷カート価格10%以内のセラー数+自分=仕入数
という式で判断できます。
この時に月に売れている在庫数が間違っていたら正確な仕入れ判断ができませんが、在庫チェッカーではこの部分が正確にわかるのが強みです。
このズレが生じると販売機会損失や過剰在庫になる危険性があるので、それらのリスクを減らせるのは大きいですね。
より正確な仕入数の判断を行うためにも、在庫チェッカーを使うと良いでしょう。
Amzpecty
Amzpectyは、在庫チェッカーが使えない場合に活用できる有料ツールです。
月に1000円でセラーの在庫数を調べることができます。
あくまでも現段階の在庫数しか分かりませんが、日々在庫数とセラー数をエクセルなどに記録していけば在庫数の変動を調べることができますね。
在庫チェッカーに比べると手間がかかりますが、なるべく安く済ませたい方には最適なツールと言えるでしょう。
一週間分記録を取れば、大体の一ヶ月の売れ行きもわかるので、販売数をある程度予測できます。
実際の在庫数を確認しているので、無料ツールよりもかなり正確でしょう。
この作業が面倒くさいと感じる方は、在庫チェッカーが利用できるようになるのを待ちましょう。
ZON ASINHUNTER
ZON ASINHUNTERは、セラーが出品している商品のASINを取得しできるツールです。
そこからさらに、ランキングや価格などの情報を取得することができます。
Amazon転売を行なっているセラーからASINを抽出し、出品している商品を全て調べることができますね。
Amazon転売セラーはAmazon転売で利益の出る商品ばかり扱っているはずですから、相乗り出品にはもってこいのツールです。
なお、ここで取得したASINを他のツールにかけることもできます。
フィルタリング機能も付いているので、大量のASINから適したものだけを絞り込むことが可能です。
リサーチ時間の大幅な短縮になるでしょう。
最後に
Amazon転売に使えるツール15選とおすすめの無料・有料ツールをご紹介しました。
無料ツールでも便利なものがたくさんあったと思うので、是非今日から活用してください。
また、有料ツールでは無料ツール以上のことができるので、ある程度Amazon転売に慣れた来たら有料ツールを使いさらに売り上げアップを目指しましょう。
無料ツールと有料ツールをうまく活用して作業効率をあげていきましょう。
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