Shopifyとは

Shopifyは世界175カ国以上で数百万店舗が利用する、世界最大級のクラウド型ECプラットフォームです。

2006年にカナダで創業され、日本では2017年から本格展開を開始。ニューヨーク証券取引所に上場するグローバル企業であり、Amazon・Appleに次ぐ世界第3位のEコマースソリューションとして知られています。

月額3,000円台から利用でき、初期費用不要・3日間の無料トライアルも用意されているため、小規模事業者から大企業まで幅広く採用されています。

Shopifyの主な特徴

Shopifyが多くのEC事業者に選ばれる理由を解説します。

Shopifyはテーマ活用でノーコードでショップ構築

Shopifyでは200種類以上の公式・サードパーティテーマを活用することで、プログラミング知識がなくてもデザイン性の高いショップを構築できます。

すべてのテーマがモバイルファーストのレスポンシブデザインに対応しており、管理画面から直感的にカスタマイズが可能。

そのまま使っても十分おしゃれなデザインのテーマが揃っているため、デザイナーに依頼せずとも本格的なECサイトを立ち上げられます。

Shopifyは10,000以上のアプリで機能拡張が自由自在

Shopify App Storeには10,000以上のアプリが公開されており、必要な機能を自由に追加できます。

  • メールマーケティング・レビュー収集
  • 在庫管理・会計ソフト連携
  • SEO対策・LP作成
  • 定期購入(サブスクリプション)

無料アプリも多数用意されており、必要な機能だけを選んで導入することでコストを最適化可能。競合プラットフォームでは有料オプションとなる機能も、Shopifyではアプリで柔軟に追加できます。

Shopifyは越境EC・多言語対応が標準搭載

Shopifyには多言語・多通貨対応機能が標準で搭載されており、越境ECを簡単に始められます。

Shopify Marketsにより、複数の国・地域向けストアを1つの管理画面で運営可能。言語別のストア設定、現地通貨での価格表示、地域別送料・税金設定、関税・輸入税の自動計算にも対応しています。

200カ国以上への販売が可能で、海外展開を視野に入れている事業者には最適な選択肢といえるでしょう。

ECナビのピックアップ情報

より詳しくShopifyを知りたい方向けの情報を紹介します。

Shopifyはヘッドレスコマースにも対応

ShopifyはStorefront APIを提供しており、フロントエンドを自由に構築できるヘッドレスコマースに対応しています。

Next.jsやNuxt.jsなどのモダンなフレームワークを使用して独自のユーザー体験を提供することが可能。公式フレームワーク「Hydrogen」とエッジホスティング「Oxygen」を組み合わせれば、超高速でSEOに最適化されたストアを構築できます。

開発難易度は高いですが、自由度の高い次世代型ストア構築を目指すならShopifyがおすすめです。

ShopifyはLiquidを利用した独自テーマ開発も可能

ShopifyではLiquidというテンプレート言語を使用して、完全にオリジナルのテーマを開発できます。

HTML・CSS・JavaScriptの知識があればかなり多くの範囲を編集可能。Liquidの知識を習得すれば、ゼロから独自デザインのテーマを作成することもできます。

Shopify CLIを使えばローカル環境での開発も効率的に行え、Gitと連携した開発フローも構築可能です。

Shopifyはマルチチャネル販売を一元管理

Shopifyは自社ECサイトだけでなく、複数の販売チャネルを一元管理できる点が強みです。

Facebook Shop・Instagram Shopping・TikTok Shop・Google Shopping・Amazon・eBayなど、主要なSNS・マーケットプレイスとシームレスに連携。商品情報・在庫・注文を単一の管理画面で統合管理でき、チャネルごとに異なる在庫を持つ必要がありません。

Shopify POSを利用すれば実店舗との在庫連携も可能で、オムニチャネル戦略を推進する事業者に最適です。

Shopifyを使うメリット・デメリット

Shopify導入前に確認しておきたいメリット・デメリットを解説します。

Shopifyのメリット

Shopifyは月額3,000円台から始められる低コスト

Shopifyは月額3,000円台から利用でき、初期費用も不要なため低コストでEC事業を始められます。

3日間の無料トライアル期間も用意されており、実際に使用感を確認してから契約が可能。決済手数料も業界標準レベルで、小規模事業者でも導入しやすい価格設定になっています。

Shopifyは導入事例・学習リソースが豊富

Shopifyは世界中で利用されているため、導入事例やノウハウが豊富に公開されています。

公式ヘルプセンター・Shopifyコミュニティ(日本語フォーラム)・Shopify Learn(無料学習プラットフォーム)など、学習リソースが充実。困ったときに参考にできる情報が多く、初心者でも安心して運用を始められます。

24時間対応のチャット・メールサポートも完備されており、日本語でのサポートを受けることが可能です。

Shopifyは規模拡大にも対応できるスケーラビリティ

Shopifyはクラウドベースのため、トラフィック増加にも柔軟に対応できます。

月商数百万円規模のECサイトから、年商数十億円規模の大規模ECまで同一プラットフォームで運営可能。エンタープライズ向けのShopify Plusも用意されており、ビジネスの成長に合わせてプランをアップグレードできます。

「成長してからカート移行」は顧客データや注文履歴の移行リスクがあるため、将来を見据えてShopifyを選ぶ事業者も多いです。

Shopifyのデメリット

Shopifyは英語アプリが多くローカライズに課題

Shopifyアプリストアには英語のみ対応のアプリが多く、日本語での情報が限られる場合があります。

「こういう機能がほしいけど、英語対応のアプリしかない」というケースは少なくありません。ただし、日本向けアプリも増加傾向にあり、カスタムアプリを開発できる制作会社に依頼する選択肢もあります。

Shopifyは細かいカスタマイズには開発知識が必要

テーマの細かいカスタマイズや独自機能の実装には、LiquidやAPIの知識が必要です。

標準機能やアプリでカバーできない要件がある場合、開発者に依頼するか自社で学習する必要があります。ノーコードで始められる反面、こだわりの実装には技術的なハードルがあることを理解しておきましょう。

Shopifyはアプリ依存でランニングコストが増加しやすい

Shopifyは機能をアプリで拡張する設計のため、必要なアプリが増えるとランニングコストが増加しやすい傾向があります。

有料アプリを複数導入すると月額費用が膨らむケースもあるため、導入前にどのアプリが必要かを整理しておくことが重要。無料アプリや標準機能で代替できないか検討することをおすすめします。

こんな方におすすめ

Shopifyは以下のような事業者に特におすすめです。

Shopifyで本格的なECサイトを構築したい方

本格的なECサイトを構築するなら、最初から機能が充実しているShopifyはベストプラクティスといえます。

カートシステムの移行は顧客データや注文データの完全な移行が難しく、大きなコストとリスクを伴います。将来的に月商数百万円以上を目指す場合、最初からスケーラビリティの高いShopifyを選んでおくのが賢明です。

Shopifyで越境ECを始めたい方

海外販売を視野に入れているなら、越境EC機能が標準搭載されているShopifyが最適です。

多言語・多通貨対応、国際配送設定、関税計算など、越境ECに必要な機能が揃っています。グローバルで利用されているプラットフォームのため、海外の決済方法や配送業者との連携も充実しています。

Shopify対応の外注先を探しやすいカートを選びたい方

Shopifyはその利用率の高さから、対応可能な制作会社・開発者が豊富に存在します。

Shopify Expertsマーケットプレイスでは認定パートナーに構築・カスタマイズを依頼可能。クラウドソーシングサイトでもShopify案件は非常に多く、外注先を探しやすい環境が整っています。

カートシステムのサービス一覧

Shopify

世界最大級のECプラットフォーム。売上合計額1兆米ドル超、数百万のマーチャントが利用。無料トライアルから始められ、13,000以上のアプリで機能拡張可能。越境ECにも対応し、オンライン・対面販売の両方をサポート。

WooCommerce

世界シェアNo.1のオープンソースECプラットフォーム。WordPress上で動作し、800万以上のサイトで採用。基本機能は完全無料で、物理商品からデジタルコンテンツ、定期購入まで対応。高いカスタマイズ性と豊富な決済・連携オプションが特徴。

eltex DC

年商20〜200億円規模の大手・中堅通販事業者向け統合パッケージシステム。コールセンター受注とEC機能を一元管理し、定期購入・リピート通販に強い機能を標準搭載。初期費用平均約9,500万円、構築期間約10ヶ月。

HIT-MALL

カスタマイズ性の高いEC構築パッケージをベースとした、構築+運用代行のトータルECソリューション。システム構築・運用、商品登録・ページ制作、コールセンター、Webプロモーション、アクセス分析・改善提案、サーバ・インフラをワンストップで支援。

Commerce21

大規模EC向けパッケージ型システム。年間売上100億円以上のサイトに対応し、ソースコード開示により内製化を支援。マイクロサービスアーキテクチャとAWS連携で、高い拡張性と安定性を実現。

EC-CUBE

EC-CUBEは、国内No.1シェアを誇るオープンソースECプラットフォームです。無料でダウンロードでき、180万ダウンロード突破・国内ECサイト35,000店舗以上の実績。カスタマイズ自由度の高さが魅力です。