スマレジECリピートとは

スマレジECリピート(旧:楽楽リピート)は、D2C・定期通販に特化したクラウド型カートシステムです。

株式会社ネットショップ支援室が提供しており、2024年12月にスマレジグループ入りしたことを機に2025年11月から現在の名称に変更されました。約50店舗・年間流通額40億円の自社EC運営経験と、700社以上のD2C事業者の声を反映して開発された実践的な機能群が特徴です。

化粧品・健康食品業界を中心に導入されており、受注処理時間の大幅削減やLTV向上を実現しています。

スマレジECリピートの主な特徴

スマレジECリピートには以下の特徴があります。

LP一体型フォームでカゴ落ちを防止

ランディングページと購入フォームを1ページに統合できるLP一体型フォーム機能を搭載しています。

一般的なECサイトでは約70%のユーザーがカートに商品を入れた後に離脱する「カゴ落ち」が発生しますが、画面遷移数を減らすことで離脱リスクを最小化できます。EFO(入力フォーム最適化)機能も標準搭載されており、入力ミスをリアルタイムで指摘する仕様です。

LPは追加費用なしで無制限に作成可能なため、商品ごとに最適化したページを用意できます。

従量課金なしで売上拡大時もコスト安定

多くの競合サービスが受注1件あたり20〜30円の従量課金を設定する中、スマレジECリピートはクレジットカード決済以外の従量課金が発生しません

月額固定費のみで運用できるため、売上が数億円〜数十億円規模に成長してもコストは一定に抑えられます。大規模事業者ほどコストメリットが大きくなる料金体系です。

ライトプランは初期費用68,000円〜、月額49,800円〜から利用を開始できます。

CRM・分析機能を標準搭載

RFM分析・CPM分析・LTV分析など、高度な顧客分析機能が標準で利用可能です。

購入頻度・金額・最終購入日に基づく顧客セグメント分析により、ターゲットを絞ったマーケティング施策を実行できます。ステップメール機能と組み合わせることで、顧客の購入回数や購入商品に応じた自動配信も設定可能です。

分析ツールやCRMを別途契約する必要がなく、1つのプラットフォームで完結する「オールインワン設計」となっています。

スマレジECリピートを使うメリット・デメリット

スマレジECリピートを使うメリット・デメリットを確認しましょう。

スマレジECリピートのメリット

受注処理の自動化で工数を大幅削減

定期購入の与信チェックやステータス移動を自動化でき、受注処理工数を30〜50%削減した事例が報告されています。

毎日7〜8時間かかっていた受注処理・発送業務が3時間に短縮されたケースもあり、空いた時間を販促施策に充てることで売上拡大につなげる事業者も少なくありません。

同梱物管理機能では顧客条件に合わせた同梱物を自動設定でき、1to1マーケティング施策にも対応しています。

専属担当者による手厚いサポート

ASP型カートでは珍しい電話サポートを完備しており、専属担当者がサイトオープンまで伴走します。

他社カートからのデータ移行にも対応しており、受注・顧客・定期データの移行実績が豊富です。最短1か月での構築実績もあり、スピーディーな導入が可能となっています。

導入企業の約半数が他社カートからの乗り換えという実績が、サポート品質の高さを物語っています。

スマレジECリピートのデメリット

小規模事業者にはコスト負担が重い

最低でも初期費用68,000円、月額49,800円〜が必要なため、月商が少ない事業者にはコスト負担が大きくなります

スタートアップ初期や月間受注が数百件程度の段階では、より低価格なカートシステムを検討した方が費用対効果は高いでしょう。

定期購入で月間1,000件以上の受注が見込める段階での導入が推奨されます。

管理画面の習熟に時間がかかる

高機能ゆえに管理画面が複雑で、操作に慣れるまで時間を要する場合があります。

CRM・分析・ステップメールなど多彩な機能を使いこなすには、ある程度の学習コストが発生します。ただし専属担当者によるサポートが充実しているため、不明点があれば都度確認しながら進められる体制は整っています。

導入前にデモ環境で操作感を確認することをおすすめします。

こんな方におすすめ

スマレジECリピートはこんな事業者におすすめです。

定期通販・サブスクモデルで売上拡大を目指す方

定期購入機能が充実しており、お届け周期の柔軟な設定や購入回数に応じた割引設定が可能です。

マイページからエンドユーザー自身が定期サイクルの変更・休止・解約を行える仕様のため、顧客対応工数も削減できます。定期押し上げ機能により、都度購入から定期購入への引き上げも促進可能です。

サブスクリプションモデルで継続率向上とLTV最大化を目指す事業者に最適な選択肢となっています。

化粧品・健康食品などリピート商材を扱う方

導入実績700社以上のうち、化粧品・コスメ、サプリメント、健康食品が中心を占めています。

これらの業種に特化した機能開発が進められており、同業他社の成功事例やノウハウも蓄積されています。パーソナライズ機能では質問回答に基づくスコアリングで顧客の好みに合った商品を提案することも可能です。

リピート購入が前提となる商材を扱う事業者にとって、必要な機能が揃ったプラットフォームといえます。

受注処理・CRM業務を効率化したい方

受注処理の自動化とCRM機能の統合により、複数ツールを契約・連携する手間を省けます

  • CRMツール
  • 広告分析ツール
  • LPOツール
  • メール配信ツール

これらを個別に導入する必要がなくなるため、ツール間連携の手間やコストを削減したい事業者に適しています。

カートシステムのサービス一覧

Shopify

世界最大級のECプラットフォーム。売上合計額1兆米ドル超、数百万のマーチャントが利用。無料トライアルから始められ、13,000以上のアプリで機能拡張可能。越境ECにも対応し、オンライン・対面販売の両方をサポート。

WooCommerce

世界シェアNo.1のオープンソースECプラットフォーム。WordPress上で動作し、800万以上のサイトで採用。基本機能は完全無料で、物理商品からデジタルコンテンツ、定期購入まで対応。高いカスタマイズ性と豊富な決済・連携オプションが特徴。

eltex DC

年商20〜200億円規模の大手・中堅通販事業者向け統合パッケージシステム。コールセンター受注とEC機能を一元管理し、定期購入・リピート通販に強い機能を標準搭載。初期費用平均約9,500万円、構築期間約10ヶ月。

HIT-MALL

カスタマイズ性の高いEC構築パッケージをベースとした、構築+運用代行のトータルECソリューション。システム構築・運用、商品登録・ページ制作、コールセンター、Webプロモーション、アクセス分析・改善提案、サーバ・インフラをワンストップで支援。

Commerce21

大規模EC向けパッケージ型システム。年間売上100億円以上のサイトに対応し、ソースコード開示により内製化を支援。マイクロサービスアーキテクチャとAWS連携で、高い拡張性と安定性を実現。

EC-CUBE

EC-CUBEは、国内No.1シェアを誇るオープンソースECプラットフォームです。無料でダウンロードでき、180万ダウンロード突破・国内ECサイト35,000店舗以上の実績。カスタマイズ自由度の高さが魅力です。