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Amazonアカウントが停止してしまったら?【復活方法を解説します】

Amazonアカウント停止は、Amazonで販売をしている人であれば多くの人が経験するでしょう。

始めてアカウントが停止した時はパニックになってしまうと思いますが、対処法を知っていれば意外と簡単に復活できます。

 

 

また、なぜアカウントが停止してしまうのかその理由を知っておくことで、アカウント停止への対策が可能です。

 

安心してAmazon販売を続けるためにも、アカウントが停止してしまったときの復活方法を解説します。

 

 

 

目次

Amazonアカウントのサスペンドとは?

この記事を読んでいるあなたは、絶対にサスペンドされたくない!という方や、もしかするともうアカウントが停止されてしまった方かもしれません。

 

まず、Amazonアカウントのサスペンドは具体的に「停止」と「閉鎖」があります。

閉鎖状態に陥ってしまう方はなかなかいないと思いますが、閉鎖するとアカウントが復活する事はありません。

停止の場合は、一時凍結状態になり、最大90日間売上が保留されてしまいます。

 

まずは「停止」の状態になる場合がほとんどで、復活した後は健全な販売を心がけなければなりません。

もしその後の販売も「悪質」とAmazonに判断されたり、改善が見られない場合は「閉鎖」に陥る可能性が高くなるので注意しましょう。

 

 

Amazonアカウントが停止されしまったら?

Amazonで販売をしていたら、急に「Seller Performance Team」や「Amazonアカウントスペシャリスト」からメールが届く事があります。

 

だいたいは、商品ページのカタログ削除や真偽調査の連絡などですが、これらはすぐに対処すれば問題ありません。

ですがこれに気づかず販売を続けたり、警告を無視したりすると、アカウント停止のメールが届きます。

 

いきなりアカウント停止のメールが来たら、誰しもパニックになりますね。

ですが健全に販売をしているのであれば怖がる必要はありません。

正しく対処すれば必ず復活できるので、まずは焦らず冷静になりましょう。

 

アカウント停止に陥ると販売が出来なくなるだけでなく、売上金が没収されたりFBAの商品がすべて返送される可能性があります。

全て返送されるケースは少ないですが、最大90日間売上が保留されてしまっては困りますね。

 

なによりもまずは冷静になって、しっかりと対応する事が大切です。

 

 

Amazonアカウントが停止される9つの原因

Amazonアカウントが停止されるのには必ず原因があります。

事前にその原因を知っておくことで、対処ができますね。

 

以下が、Amazonアカウントが停止される主な原因です。

 

  1. 自己出荷商品の発送遅延が繰り返される場合
  2. 悪い評価が増えた場合
  3. ユーザーからの質問への回答遅延が繰り返される場合
  4. 睡眠薬系の商品やアダルト系商品を販売した場合
  5. 重複アカウントが発覚した場合
  6. 他の人のアカウントと関連付けられた場合
  7. 並行輸入品や偽物を正規品のページに販売した場合
  8. 商標権/知的財産権に違反する場合
  9. 出品した商品のキャンセルを繰り返す場合

 

 

自己出荷商品の発送遅延が繰り返される場合

自己出荷商品には発送予定日がありますが、この期限を過ぎると「発送遅延」とみなされます。

発送遅延はアカウントのパフォーマンスに影響するので、発送遅延を繰り返すとアカウント評価が下がってしまいます。

一定以上アカウントのパフォーマンスが下がるとアカウント停止になるので、注意が必要です。

 

なおFBA販売の場合、発送は出品者の責任ではないため、心配不要です。

 

悪い評価が増えた場合

新品未使用の商品が中古品のような状態で届いたり、大きな傷がある、動作しないなどの場合に悪い評価を付けられる場合が多いです。

出品者評価が悪くなると、アカウントのパフォーマンスも下がるのでアカウント停止に繋がります。

 

また、商品自体の評価を出品者評価につけてしまう方がいますが、これはセラーサポートに連絡すれば削除してもらえます。

よほどひどい状態の商品が届いたり、偽物の商品を送らない限りは悪い評価は付かないと思いますが、くれぐれも注意したいですね。

 

ユーザーからの質問への回答遅延が繰り返される場合

ユーザーからの質問やお問い合わせは基本的に、24時間以内に返答しなければなりません。

この回答遅延が繰り返される場合、回答遅延という理由だけでアカウント停止にはなりにくいものの、配送遅延などと合わせて総合的に判断される場合があります。

 

なので、回答はなるべく24時間以内に済ませる事を心がけ、回答遅延がないようにしておいた方が安心です。

 

睡眠薬系の商品やアダルト系商品を販売した場合

アダルト商品を販売したからといってすぐにアカウント停止になる事はあまりありません。

しかし、もともと販売OKだった商品が突然販売禁止になる事があるので、放置してしまうとアカウント停止に繋がります。

 

また、睡眠薬や媚薬商品系の販売は一発でアカウント凍結になるので、絶対に販売しないようにしましょう。

 

重複アカウントが発覚した場合

Amazonでは重複アカウントが禁止されており、1人のセラーにつき1アカウントしか認められていません。

なので、もし同じセラーが2つのアカウントを持っている事が判明した場合、関連しているアカウントは全て停止されます。

 

このように重複が発覚するケースとしては、クレジットカード番号が同じであるなどの登録情報の一致やIPアドレスなどが関係していると言われています。

なので、アカウントを複数に増やしたい場合は、別のIPアドレスでアカウントを作成する必要があります。

 

他の人のアカウントと関連付けられた場合

複数アカウントを所持していなくても、閉鎖された人のパソコンからログインしたり、同じWiFiを利用した際に、アカウント審査になる場合があります。

IPアドレスは基本的に常に監視されていると思った方が良いでしょう。

 

なお、IPアドレスには固定IP契約と、動的IPアドレスがありますが、

ほとんどの場合はコンセントを抜いて時間が経つとIPアドレスが変わる動的IPアドレスでの契約になっています。

 

なので複数アカウントを所持する場合は、片方でログイン後にコンセントを抜く作業を行えば、IPアドレスが変わり関連付けも防ぐ事が可能です。

普通に1個のアカウントを運営していればアカウント停止になる事はありませんが、アカウントの関連付けには十分に注意が必要ですね。

 

並行輸入品や偽物を正規品のページに販売した場合

Amazonに商品を出品する際は、「並行輸入品」や「正規品」「偽物」に注意が必要です。

これらはわざとではなくても、購入者が「偽物」だと判断すればAmazonに通報されるので、真意調査が入る可能性があります。

真偽調査が入ったからと言ってアカウントが閉鎖されるわけではありませんが、繰り返すと閉鎖になる可能性も十分あるので気を付けましょう。

 

また、真偽調査が入った場合は、これらの証明としてちゃんと仕入れているという証拠や、領収書や請求書の提示が必要になります。

しっかりと書類を提出して、改善計画書をAmazonに提出すればまず大丈夫ですので安心してください。

 

商標権/知的財産権に違反する場合

メーカーなどから、知的財産権に違反しているとして連絡が来る場合があります。

このような経験はAmazonで販売している方であれば、一度はあるでしょう。

 

すぐに販売をやめればアカウント停止になる事はないので、素直にクレームが来たら対応しましょう。

そしてこれらの商品はヤフオク等で売りさばけばOKです。

もし商品ページが削除された場合は、すぐにAmazonに返品依頼を出して他の販路で売ってしまいましょう。

 

出品した商品のキャンセルを繰り返す場合

 

FBA販売ではまずないですが、自己出荷商品は出品中に在庫が切れてしまう事もあるでしょう。

無在庫販売でも重視されている点ですが、このように在庫切れで注文キャンセルが繰り返されると、アカウントパフォーマンスに影響します。

 

発送遅延と同じようにキャンセル率も一定を超えると、アカウント停止になるので十分に在庫管理には注意したいところです。

 

 

Amazonアカウントが停止した際の復活方法

 

アカウントが停止したら誰でもパニックになるかもしれませんが、改善計画書を提出することで復活できるので安心してください。

ただし適当なものではもちろん通用しないので、素直にお詫びすることと低姿勢でしっかりとしたビジネス的言語で作成する事が大切です。

 

一回目では復活してもらえない事もありますが、何回か提出する事で復活できます。

 

Amazonに改善計画書を提出する際のポイントは以下です。

 

  1. まずはAmazonへの謝罪を述べること
  2. 停止になった理由とそれに対する改善策を述べること
  3. 期限を設けること

 

誠意を見せるのは大切なことですがそれだけでは足りません。

しっかりと具体的な改善策を提示する事で、アカウントの閉鎖を免れるでしょう。

 

 

また、さらに以下の部分に気を付けて作成すると良いでしょう。

 

  1. 問題の所在(今回発生させた規約違反の内容)
  2. 責任の所在(今回発生させた規約違反の原因)
  3. 改善策の内容(同じ違反を起こさないための具体的な改善策)
  4. 改善策の実行体制(改善策を実施した場合の効果)
  5. 改善までどれくらいかかるか(根拠と期限付きで)

 

 

問題の所在(今回発生させた規約違反の内容)

(例)Amazonマーケットプレイス出品規約の出品禁止商品にあたる○○を出品いたしました。

責任の所在(今回発生させた規約違反の原因)

(例)Amazonマーケットプレイス出品規約をきちんと理解せず、○○該当する商品を出品し続けたのが原因です。

 

改善策の内容(同じ違反を起こさないための具体的な改善策)

(例)今後は、○○などの商品のみを販売し,二度と出品禁止商品を出品しないよう在庫仕入れ方法を定期的に見直します。

また、ガイドラインや規約に対しての理解を深め、厳守し行動いたします。

 

改善策の実行体制(改善策を実施した場合の効果)

(例)ガイドラインや規約を厳守し行動する事によりお客様からの顧客満足度の向上、お客様やAmazon様からの信頼回復、そしてお客さまが安心してご利用頂ける事を確信しております。

 

改善までどれくらいかかるか(根拠と期限付きで)

(例)改善策の実施期日:2019年5月31日までに実施

改善策の効果が見込まれる時期:2019年5月末

改善策実施責任者氏名: ○○

 

 

このように、しっかりと改善計画書を作成すれば、アカウント復活の可能性は高いでしょう。

 

 

最後に

Amazonアカウントが停止してしまったら?と、その復活方法を解説しました。

アカウント停止の原因も紹介しましたが、あまりにアカウント停止を恐れていると、今度は何も販売できなくなってしまいます。

 

しっかりと、誠心誠意対応していればアカウント停止になったり、停止になったとしても必ず復活できるので、考えすぎない事も大切です。

とはいえ、なるべくアカウント停止にならないように心がける事、今回紹介した内容を頭に入れておくことは、健全なAmazon販売を続けていく上で重要でしょう。

 

アカウント停止になったとしても、まずは冷静になって改善計画書を提出すれば復活できるはずです。

 

 

Stop
Revival

 

 

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